予防接種・特定健診｜鷺沼駅近くの整形外科、リハビリテーション、骨粗鬆症 - 山口整形外科

肺炎球菌ワクチン

肺炎は高齢者が罹患しやすく、日本人の死因の上位を占めています。原因菌で最も多いのが肺炎球菌です。ワクチン接種により、肺炎発症の予防や感染した場合の重症化を防ぐことができます。肺炎球菌ワクチンは少なくとも5年間効果が持続するとされているため、毎年接種する必要はありません。再接種を希望される場合は、5年以上の間隔をあけるようにしてください。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、幼少期にかかった水ぼうそうのウイルスが身体の中に潜んでいて、成人後に活動を再開して発疹・水疱やピリピリとした刺されるような強い痛みを生じる病気です。80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。皮膚症状が治癒した後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛になることもあります。目や耳の神経が障害されると、めまいや耳鳴りが生じ、重症化すると視力低下や顔面神経麻痺などの後遺症が残ることがあります。ワクチン接種により帯状疱疹とその後遺症の予防効果が期待できます。

当院での取り扱いは、予防効果の高い組み換えワクチン（シングリックス）のみとなります。接種回数は2回で、1回目の接種から2か月後に2回目の接種を行います。2か月を超えた場合、遅くとも6か月後までに2回目の接種を行います。
令和7年4月1日より川崎市の高齢者を対象とした、帯状疱疹ワクチン定期接種が開始されました。詳しくは下記のリンク先をご確認ください。